「1時間以上カーブなし!?」アリゾナ荒野の110kmド直線を走って実感、アメリカ人が“楽チン装置”を多用する理由
アリゾナからロサンゼルスまで600kmを走破。そこで目にしたのは、日本では想像できないほど長く続く直線道路でした。
いつまで走ってもカーブが来ない
アメリカ南西部アリゾナ州の州都フェニックスを抜けると、目の前には荒野が広がります。道路は地平線へ向かって真っすぐに伸び、遮るものはありません。日本であれば直線区間といっても、せいぜい数百m程度でしょうが、この道路はいつまで走っても緩やかなカーブすら現れません。何十分と直線が続き、1時間以上ひたすらまっすぐの道が続くのです。
あとで調べてわかったのですが、この区間は70マイル(約110km)にわたる直線道路でした。日本で一番長い直線道路である北海道の国道12号(美唄~滝川間)が29.2kmなので、その4倍近くに達します。ただ、これが全米最長のまっすぐな道路というわけではないようで、一番なのはノースダコタ州を走る州道46号線とのこと。こちらは200km近くに達するそうで、さすがは大陸、スケールが違います。
一方で、距離こそ長いものの運転が楽なため、疲れはそれほどありませんでした。強いて言えば、ロサンゼルス市内に入ったあとの80マイル(約128km)のほうが、複雑なルートと交通量の多さで疲弊したように思います。
広い大地を貫く、広々とした真っ直ぐな道路は、想像以上に快適なドライブでした。日本では決して味わえないロードトリップ。ここまで直線が続く環境だからこそ、アメリカ人がクルーズコントロールを多用する理由もわかった気がします。皆さんも、もし機会があれば、ぜひアメリカの大地をドライブしてみてください。
Writer: 綾部剛之(編集者/記者)
軍事関連をメインとした雑誌/書籍の編集者。専門は銃器や地上兵器。





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