巨大機A380、看板になるか重荷になるか ANAの飛び行く先は
中型機全盛のいま、A380導入のメリットはあるのか?
ANAにとってA380型機を導入するメリットがあるとすれば、どのようなものでしょうか。
このエアバスA380型機は総2階建ての機体で、すでに世界のメジャーエアライン13社で約120機が運航されています。その最大のメリットは、多くの乗客を一度に乗せられるために1座席あたりにかかる航空会社のコストがほかの機体を使った場合と比べて安価であり、利益を生みやすいことにあるといえるでしょう。
現在、世界の航空会社はその多くが、エンジンを2基装備するボーイング777型機やエアバスA350型機などを導入しています。これらの機体は、かつて「ジャンボ」の愛称で知られて世界中の航空会社が採用したボーイング747型機よりもダウンサイジング(小型化)されており、その当時の基準からすると中型機ともいえる機体規模です。運航コストの低さが、世界中で導入されている理由です。
エンジンを4基装備し、「ジャンボ」よりも大きなA380型機は、そうした世界の動向に対して逆を行くものといえるかもしれません。しかし、中東のドバイをハブ(拠点)にするエミレーツ航空は保有機材が大型機のみ。A380型機は60機以上を運航して利益を上げており、さらに140機のオーダー(発注)を行っています。
また、サービスレベルが高いことで定評があるシンガポール航空も同じく大型機のみを保有しており、A380型機は19機を運航しています。A380型機導入についてはこうした成功例があるわけで、ANAが同機の利点を活かしてそれに続くことができるか、ということでしょう。
なお、A380型機は機内スペースに余裕があります。これを活かして、例えばエミレーツ航空はシャワー室やビジネスラウンジを設置。大韓航空は機内免税店を備えており、中東のアブダビを拠点とするエティハド航空は「ザ・レジデンス」と呼ばれるシャワーやダブルベッドを備えた個室を機内に装備しています。A380型機は、航空会社の個性や特徴を機内装備で表現することができるのです。
これは話題性にもつながりますし、装備が良ければそのエアラインの企業イメージも良くなります。その国を代表する「ナショナル・エアライン」のフラッグシップとして看板替わりにもなるでしょう。ANAなら、同社がブランドコンセプトとして掲げる「インスピレーション・オブ・ジャパン」を機内で表現できるかもしれず、その点もA380型機を導入するメリットのひとつといえるかもしれません。
A380 大型機の大量輸送復活なるか?
日本みたいな小物の国には、ケチな経済機 ブーイング787がお似合いだ。
運行コストがどれだけかかるかにもよるが、客としては一人当たりの単価が安くなるとすれば大歓迎ですが。(ビジネスで)
ただ、燃料の高騰が心配される現状では、どうなるかですね。
A380は、TGの成田着陸の時に見て感じたのですが、巨大なお化けですね。
貨物機に変更した方が良いかも。
エミレーツの380に乗った事が有ります。
エンジンも静かで飛行中の振動も少なく乗り心地は良かったです。
ただ集客は大変だと思います。
修学旅行生とか団体がつかめると良いですね。
羽田では深夜早朝枠しか使えないし、貨物搭載量が多くないから使い勝手は悪い
何人乗りの仕様になるのかも問題
大量輸送分で安い座席が発売されればいいんだが
ハワイって時代じゃないんだよな
スカイマークを傘下を入れるための条件でしたからね。個人的には好きですが
380の問題の一つとして、座席数が多すぎて、座席の売り方が全く違ってくること。
これまでは、地元客+フィーダーの乗り継ぎ客で埋めることが出来たが、それにプラスアルファしないと、700席は埋まらず、空いたまま出せば赤字の要因になり、無理に安売りして埋めれば、その市場自体を崩壊させる。そして、エアバスがA300以来持つ整備性の悪さ。380ではコンポーネントが大型になった分の対策として、交換する時にホイストを付けるマウントを用意しているが、元来なら外側からの治具やスタンドで対応する方が主流。つまり整備に時間が掛かりすぎる。
メキシコ・シティ線をビジネス客だけで埋めようとして失敗した全日空は、さあレジャー客と思ったが、カンクーンなどは、LAやダラスから乗り継いだ方が便利だし、キューバもトロントやマイアミからのが時短。
ハワイだけで3機を運用するのは、余力が出来てしまうだろう
チャーターで世界各地を格安で飛ばしてくれたら良いのにな
何より運賃が下がることを期待するよ
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