大阪の2代目「北極星」、デザイン変更で新登場 北大阪急行
地下鉄御堂筋線と直通運転を行っている北大阪急行に、「竹」をテーマにした新しい車両が登場します。
沿線でなじみのある「竹林」がテーマ
大阪府北部の江坂~千里中央間5.9kmを結び、地下鉄御堂筋線と直通運転を行っている北大阪急行に新しい車両が登場します。
2014年にデビューした「POLESTAR II」の愛称を持つ9000系電車の“3次車”で、従来の“1次車”“2次車”と基本的には同じながら、内外装のデザインが大きく変えられています。「POLESTAR」は「北極星」の意味です。
従来車はステンレス車体らしいシルバー主体の外観でしたが、3次車は緑地公園駅(大阪府豊中市)以北の沿線風景として馴染みがあるという「竹林」がテーマ。側面の窓まわりには、濃い「マルーン」系の地色に竹柄のグラフィックとグラデーションがアレンジされています。
腰部の「マルーン」「アイボリー」「レッド」のラインは1986(昭和61)年に登場した“初代”、8000系「ポールスター」でなじみのある色が組み合わされました。
また先頭部は「マルーン」をベースとした配色でまとめ、全体的に落ち着きのあるカラーリングにしたとのこと。ちなみに、北大阪急行は阪急阪神ホールディングスグループで、マルーンの車体塗色で知られる阪急電鉄と深い関係があります。
北極星2号