電車じゃないと近寄りづらい桜並木をライトアップ 新京成

電車でないと近づくのが難しい桜並木を、新京成が開花時期に合わせてライトアップします。なぜ、電車でないと近づきづらいのでしょうか。

普通はなかなか入れない場所にある桜並木

 新京成電鉄(千葉県鎌ケ谷市)は2016年3月3日(木)、元山~くぬぎ山間の線路沿いにある“電車に乗らないと近くから楽しむのが難しい桜並木”をライトアップすると発表しました。

 電車に乗らないと難しい理由、それは桜並木が陸上自衛隊の松戸駐屯地内にあるためです。新京成電鉄はその点に着目して、この“電車に乗らないと近くから楽しむのが難しい桜並木”を毎年、陸自の協力を得てライトアップ。乗客に夜桜を楽しんでもらおうという企画を行っています。

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ライトアップされた約30本のソメイヨシノが車窓に広がる(写真出典:新京成電鉄)。

 ライトアップの実施は、3月30日(水)~4月5日(火)の18~22時。およそ250mにわたって続く夜桜を、車内から間近に眺めることが可能です。新京成電鉄は「ファミリーでのお出かけの帰り道や、日ごろ忙しくて桜を見られない方のお仕事帰りなど、車窓からお気軽に夜桜を堪能いただけます」としています。

 なお、3月30日(水)と31日(木)、4月4日(月)と5日(火)の18~20時は松戸駐屯地が特別開放されるため、さらに間近で夜桜鑑賞が可能です。

【了】

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