昔「愛知の空の玄関」は「名古屋空港」でしたよね? 今どうなっているのですか?→驚愕の転身を遂げ“バリバリ現役”だった!

かつて、国内外の多くの航空会社が乗り入れ「中日本の空の玄関」だったのが、県営名古屋飛行場です。中部国際空港が開港したことで、その座を譲りました。県営名古屋飛行場は、現在どのようになっているのでしょうか。

旧「名古屋空港」ふたつの活用法

 この名古屋空港に定期便を就航させ、基幹空港としている航空会社が、静岡に本社を構えるFDA(フジドリームエアラインズ)です。

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県営名古屋飛行場(乗りものニュース編集部撮影)。

 同社は100席以下のエンブラエル170・175を運航する地域航空会社ですが、名古屋空港には2011年から就航し、2025年現在では、札幌丘珠、福岡、熊本など9都市へネットワークを広げています。

 そのため名古屋空港の利用者数は年間90万人前後を維持しており、2023年度も約93万人を記録。この人数は国内空港でも上位に位置し、山口宇部空港や奄美大島空港を上回るほどです。

 なお、現在の名古屋空港の旅客ターミナルは1階と最上階のみが一般利用向けに開放されており、搭乗橋などもありませんが、FDA便の利用者でにぎわっています。

 また、かつての名古屋空港の国際線ターミナルは、今ではショッピングモール「エアポートウォーク名古屋」として姿を変え、近隣住民に利用されています。施設内はインフォメーションカウンターに空港の案内板を再利用するなど、元空港らしさを存分に残しているのも特徴です。

【写真】レトロ感スゴイ! 現在の「名古屋空港」館内

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