国道357号の本牧地区が開通 大黒ふ頭間との所要時間が大幅減
国土交通省関東地方整備局は、2016年3月に開通した国道357号の本牧地区について交通状況を発表しました。開通後は所要時間が短縮するなどの効果が出ています。
南本牧ふ頭~大黒ふ頭間の所要時間がおよそ3分の1に
国土交通省関東地方整備局は2016年5月10日(火)、国道357号(東京湾岸道路)の本牧地区について、開通直後の交通状況を発表しました。
国道357号では、横浜ベイブリッジ南側の横浜市中区本牧ふ頭から同・錦町までの区間およそ2.3kmが、3月27日(日)に暫定2車線(片側1車線)で開通しました。その結果、開通区間では1日あたり大型車約4600台を含む約1万1400台のクルマが通行。南本牧ふ頭から大黒ふ頭までの所要時間は、約33分から約13分に短縮されています。
並行する道路のうち、渋滞が多く発生していたという鴎橋入口交差点(横浜市中区新山下)では、大型車の数が1日あたり約7300台からおよそ2割減の約5900台に。渋滞発生時間も開通前の約210分が、開通後は約30分に減少しました。
国道357号は千葉市中央区から東京都内、川崎市、横浜市などを経て、計画では神奈川県横須賀市に至る延長およそ80kmの道路です。おおむね首都高速湾岸線に並行しており、羽田空港や物流拠点、東京ディズニーリゾートをはじめとするレジャー施設などを結んでいます。
【了】
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