航行中のフェリーが「海自の巨艦」に遭遇! “珍しい2ショット”が実現 あまりにも異なる大きさ

旧日本海軍の空母「加賀」もここで訓練を行ったことがあります。

鹿児島の錦江湾に「珍客」出現

 鹿児島市と桜島を結んでいる桜島フェリーは2025年1月25日、航行中のフェリーから錦江湾に停泊中の護衛艦「かが」を捉えた画像を公式Xで公開しました。

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桜島フェリー(画像:写真AC)。

「かが」は、ヘリコプターを複数同時運用できる、いずも型護衛艦の2番艦として2017年に就役。基準排水量は1万9500トンで、海上自衛隊では最大級の戦闘艦艇です。今後はF-35B戦闘機も運用可能な軽空母として運用される予定です。

 2024年9月に母港の呉基地(広島県呉市)を出港し、10月5日からアメリカのサンディエゴ沖でF-35Bの艦上運用試験を実施していました。12月15日に呉基地に帰港しており、1月18日には一般公開も行われています。そしてこのほど鹿児島に姿を見せた形です。

 公開された画像を見ると、「かが」の近くを桜島フェリーの第十六櫻島丸(ドルフィンライナー)が航行しています。第十六櫻島丸が全長54.02mなのに対し、「かが」は248mもあるため、大きさの違いがよく分かります。

 ちなみに、今回「かが」が停泊した錦江湾は、真珠湾攻撃の訓練が実施された場所でもあります。先代となる旧日本海軍の空母「加賀」もここに停泊し、艦載機の雷撃訓練を行っています。

【画像】大きさ違いすぎ!これが「海自の巨艦」とフェリーの珍しい2ショットです

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