奇妙な “ステルス無人艇”公開「人がいない前提のデザイン」海上自衛隊のはやぶさ型と同じくらいの大きさ?
ついにボート以上の大きさの無人艇が登場。
無人艇は費用対効果が高い?
アメリカ国防高等研究計画局(DARPA)は2025年3月5日、中型無人水上艇プロトタイプであるUSX-1「ディファイアント」を公開しました。

同無人艇は、費用対効果の高い無人艇をアメリカ海軍に導入するためのテストに備え建造されたものです。
全長180フィート(約54.8m)、排水量は240トンということで、船体の大きさとしては海上自衛隊のはやぶさ型ミサイル艇に近い形であることが予想されます。
DARPAによると、この無人艇は、従来の艦艇設計モデルのあらゆる角度から人間的要素を排除した構造になっているとのこと。優れた流体力学的効率、海況に対する生存性の高さ、さらにステルス性も発揮し、敵性戦力に対した際の生存性のほか、普段の航行性能の高さなど、多くの優れた点を実装することを目指しています。
なお、USX-1「ディファイアント」は、2025年春から水上試験を開始する予定で、数か月間にわたり、海上での運用に問題がないかを検証するようです。
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