なぜ「世界最強の空軍」は次世代戦闘機を開発しないのでしょうか 危機感なさすぎでは?

世界中で次世代戦闘機の開発が過熱する中、圧倒的な空軍力を持つアメリカだけが、その開発に慎重な姿勢を見せています。なぜ、世界最強の空軍は、新たな戦闘機の開発を急がないのでしょうか。

第6世代戦闘機の定義は?

 近年、航空機業界において最も注目を集めている動向のひとつが「第6世代戦闘機」の開発競争です。日本はイギリス、イタリアと共同で次世代戦闘機を開発する「グローバル・コンバット・エア・プログラム(GCAP)」に参画し、フランス、ドイツ、スペインも「フューチャー・コンバット・エア・システム(FCAS)」共同開発を進めています。また韓国ではKF-21を、トルコは「カーン」の試作機の初飛行をそれぞれ行っており、世界はかつてないほどの戦闘機開発ブームを迎えています。

 しかし、この熱狂的な状況の中で、異様な静けさを保っているのが、アメリカ空軍です。同国では「ネクスト・ジェネレーション・エアドミナンス(NGAD)」計画が存在するものの全く進展しておらず、具体的な開発がスタートするどころかキャンセル説まで浮上するなど、その行方は不透明です。なぜ、アメリカは他国のように、次世代戦闘機の開発を急いでいないのでしょうか。

Large 20241125 01
2024年10月に東京お台場で開催の「2024国際航空宇宙展」で展示されていた日英伊共同開発の次世代戦闘機GCAPのスケールモデル(乗りものニュース編集部撮影)。

 その理由のひとつとして考えられるのが、アメリカ空軍が「第6世代戦闘機」に求められる性能の定義を、まだ明確に定めていないことでしょう。実のところ「第6世代戦闘機」という言葉が近年、頻繁に用いられるようになっていますが、この概念自体が非常に曖昧です。

 F-22「ラプター」やF-35「ライトニングII」に相当する現行の第5世代戦闘機が、高いステルス性や超音速巡航(スーパークルーズ)能力、優れたネットワーク性能などといった特徴を持っていたのに対し、従来の戦闘機とは全く異なる能力が求められると言われる第6世代戦闘機に、具体的にどのような機能が必須なのか、議論がまとまっていないようです。

 例えば「AIの活用」や「無人機の連携」などが話題になりますが、これらは第5世代戦闘機も近代化改修で付与することは可能でしょう。何なら第4世代戦闘機であるF-15でさえ十分行えるとさえ言われています。

【垂直尾翼がない!】これが第6世代戦闘機のイメージです(画像)

最新記事

コメント

10件のコメント

  1. 認知戦のための磁気戦闘機や音響兵器などの磁気兵器は人類文明の崩壊を招く。デジタル通信の支配が一極集中したら個人を指向性エネルギーや指向性スピーカーで攻撃できる。被害者になれば分かるがなってからでは遅い、核兵器と同じ質のものだ。人格を軽視し人間関係を壊しはてに人類文明の崩壊させる。秘密裏に知らされないが非情な兵器だ。

    地球全体は衛星で監視されている。戦争屋や欲深い金融資本家が勝手にリストアップした情報は諜報機関からギャングや闇バイトまで世界中に伝わっており、罪のない庶民に対して(軍は)電磁波兵器や音響兵器で攻撃している。テロリストというぬれ衣を着せて襲うという全く短絡的な発想の蛮行だ。テロリストはむしろ戦争紛争を陰で操る欲深い金融資本家やIT資本家や利益追求のため生命を軽んじる医療製薬ステークホルダーといえるだろう。「テロリスト」「陰謀論」「フェイク」「次期~」など戦争仕掛け屋が造った御用語に惑わされてはいけない。次期は磁気、人工的な磁気が人体に非情に危険であることを知るべきだ。

    • 磁気戦闘機や音響兵器などの磁気兵器

      →まずは漢字間違えとるがな

  2. 長々と解説してくれているようですが、この記事と関連のあるコメントなのですか?

  3. 日本国の軍事強化望、アメリカ頼りでは日本国民心もとない、トランプ大統領では、より心もとないアメリカ同盟は今や、何時崩れるか、平和、慢心平和ボケも、いい加減に心得よ、ウクライナに学べ中国、北朝鮮、ロシヤ、只ものでない。

  4. F-22見たいな高価な

    制空戦闘機は

    必要なくなるのでは?

  5. KF−21は前世代機だ。

  6. ステルス性能もUHF波レーダーと処理用コンピューターの発達で識別可能になっています。

    データリンクシステムも現状で実用化できるレベルではかなりのところまで来ています。

    次の世代の戦闘機に求められる性能、装備が何であるのかはっきりしない段階で外箱だけ造っても意味がないからです。

  7. 次のステルス機を造らない理由は簡単です。

    次世代の戦闘コンセプトがはっきりしないからです。

    ひたすらレーダーや熱源センサーからひっからないようにするのか究極な話映画のプレデターのように視覚的にも映らないようにするのか全く別の視点での戦闘になるのか

    それがはっきりしないと莫大な資金を投入しても無駄遣いになるからです。

    軍事費といっても金の出どころは他の政策と同じです。

    費用対効果を厳しく求められます。

    議会を説得できなければ予算は付きません。

  8. 次期戦闘機のコンセプトがはっきりしないにしても、とりあえずのものを作っておかないと、防衛能力にも防衛産業にも穴が出来てしまうはず。

    そんなのアメリカだって分かっているだろうに、なぜ出来ない?

    やらないでは無く、出来ないのはず…。理由はなんだ?

  9. めっちゃいいです。軍事系バンバン出してください!待ってます。

記事ランキング

  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号
  3. 「危なすぎる!」阪神高速“中の人”がブチギレ!? “衝撃動画”とともに呼びかける「ドライバーが守るべき3つのこと」とは
  4. ロシアのミサイル部品工場が「大炎上」 ウクライナ軍の航空機から発射した巡航ミサイルが「直撃」か
  5. ウクライナ軍の「1000機の無人機」がモスクワの製油所を襲撃!“タンクが吹き飛ぶ瞬間”を捉えた映像を大統領が公開 今後の影響は?
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号