「花粉症で車内もくしゃみ地獄だ!」解決策ないの? “秘密兵器”になるかもしれないアイテムとは

花粉症の人には辛いシーズンである春、どうにか車内だけは快適にと思う人もいるかもしれません。具体的にどのような方法で対策をすれば、車内環境はよくなるのでしょうか。

車内でくしゃみ連発や鼻水はできれば避けたい!

 現在シーズン真っ盛りな花粉、花粉症の辛い人にとっては、実は外を歩くときだけではなく、車を使用する際も花粉対策が有効です。カーライフにおける花粉対策を紹介するとともに、現在の自動車は花粉対策がどこまで進化しているのかを紹介していきます。

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車内でくしゃみをして鼻をかむドライバーのイメージ(画像:fineart/123RF)

 車に乗るときの花粉対策としてよく話題に上がるのが、空調の内気循環と外気導入の切り替えです。「外から空気を取り込む外気導入よりも、内気循環にした方が花粉の影響を受けない」という意見があるのです。

 実際にこの問題はJAFのユーザーテストで実験がされています。その結果、外気導入では花粉が確認できているものの、車内に入る花粉の量は極僅かとなったのです。内気循環を多用するよりも、乗車前に服をはたいて衣類に付着した花粉を落とす方がよほど効果的と言えます。

 一方で、内気循環をずっと使用していると車内の二酸化炭素濃度が大きくなります。こうなると眠気や頭痛を感じやすくなり、居眠り運転の危険性や健康への影響が心配されます。なので、花粉の時期でも定期的に外気導入を行うことがオススメです。

 とはいうものの、結局のところは、花粉を完全にシャットアウトすることは非常に困難です。しかしエアコンフィルターを取り換えることで、改善されることがあります。カー用品店の担当者に話を聞くと以下のようなアドバイスをもらいました。

「ほとんどのクルマにはエアコンフィルターが装備されていて、空調が車内へ入れる空気はこのエアコンフィルターを通ります。ひと昔前まで、エアコンフィルターには特にメーカーごとの大差はありませんでしたが、近年はエアコンフィルターの性能も向上して様々なものがあります」(カー用品店担当者)

【画像】実はひとりで出来る! これがカーエアコンフィルターの取り出し方です

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