4時間かかる「超低速」列車、8月運行 信号場や風圧体験も 北越急行

北越急行が2016年8月28日に、臨時イベント列車「超低速スノータートル」を運行。カメのようにゆっくりと4時間かけて、六日町~犀潟間を走ります。

六日町駅から約4時間かけて犀潟駅へ

 北越急行(新潟県南魚沼市)は2016年7月7日(木)、カメのようにゆっくり走る臨時イベント列車「超低速スノータートル」のツアーを開催すると発表しました。

 この企画は昨年に続き第2弾。六日町駅(新潟県南魚沼市)を午前11時30分ごろに出発し、およそ4時間かけて59.5km先の犀潟駅(同・上越市)まで行くというものです。北越急行によると、超低速運転で走ることから「普段見慣れた景色も違って見える」とのこと。また途中では、トンネル斜坑入口での列車通過時の風圧や、トンネル内に造られた列車のすれ違い施設(信号場)も体験できる内容といいます。

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昨年11月に運行された「超低速スノータートル」(2015年11月、恵 知仁撮影)。

 運行日は8月28日(日)。事前申し込み制で定員は50人です(応募者多数の場合は抽選)。旅行代金は運賃、料金、昼食代込みで1人5000円(小学生以下3500円)。予約は7月11日(月)から20日(水)までの期間、Faxやメール、電話などで受付が行われます。

 なお、北越急行ではこれと対極の超快速「スノーラビット」を越後湯沢~直江津、新井間で毎日運転しています。この列車は乗車券のみで乗車可能です。六日町~犀潟間を含む越後湯沢~直江津間を60分ほどで走り抜けています。

【了】

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