福岡‐島原の「最速ルート」7月から運休へ 「大変厳しい状況」が続いていた西鉄接続の高速船
高速船「三池島原ライン」が、2025年7月から運航を休止します。
高速船「三池島原ライン」が運休へ
やまさ海運は2025年5月27日、高速船「三池島原ライン」の運航を、7月1日から休止すると発表しました。

三池島原ラインは、福岡県大牟田市の三池港と、長崎県島原市の島原港を片道50分・1日4往復で結んでいます。運賃は大人片道2300円です。西鉄の電車やバスと組み合わせると福岡(天神)~島原間は約2時間15分となり、両地区の住民や観光客の最速の移動手段を担ってきました。
しかし、新型コロナウイルス感染症の流行による利用客の減少に加え、近年の燃料費や人件費の高騰で「経営上大変厳しい状況が続いた」(やまさ海運)ことが影響し、運航休止の決定に至ったとのことです。
やまさ海運は、運航再開については現時点では未定としています。
コメント