豪空軍「50年ぶりの国産機」有人機とタッグ組むため防空網から“見えなくなる”能力を証明! 運用開始はいつ頃?
ボーイングの防衛部門であるボーイングディフェンスは2026年6月1日、無人戦闘機として開発中のMQ-28「ゴーストバット」のレーダー断面積(RCS)テストを実施したと発表しました。
ステルス機能があることを証明
ボーイングの防衛部門であるボーイングディフェンスは2026年6月1日、無人戦闘機として開発中のMQ-28「ゴーストバット」のレーダー断面積(RCS)テストを実施したと発表しました。
同機はオーストラリア空軍向けにボーイング・ディフェンス・オーストラリアが開発中の協同戦闘機(Collaborative Combat Aircraft:CCA)となります。なお、ボーイング・ディフェンス・オーストラリアは同機をオーストラリア50年ぶりの国産機と位置付けています。
同社によると、レーダー断面積テストにより、同機のステルス性能の有効性が確認され、激しい戦闘環境下における生存性が強化されたとのことです。RCS試験では、航空機がどの程度レーダー波を反射するか、また敵のレーダーがどの距離でその航空機を探知できるかを測定します。
有人機に代わり空域の監視、電子戦、空中戦での戦力増強といった役割を果たすように設計されたMQ-28は、レーダー反射断面積を低く抑えることで、敵システムによる探知や攻撃の可能性を低減するように構想されています。
MQ-28は、CCAとして有人機では危険な防空網内に入るほか、ステルス機能を有す、第5世代戦闘機や将来的に導入予定の第6世代戦闘機と共同で任務を行うことを前提に設計されているため、ステルス機能の必ず求められる能力となります。
同機に関しては、2025年の12月に標的に対して中距離空対空ミサイルAIM-120「アムラーム」を発射し、これを撃墜することに成功しています。実験オーストラリア空軍の F/A-18F「スーパーホーネット」戦闘機が目標を探知・追尾し、 E-7「ウィッジテイル」空中管制機が全体を管制。MQ-28はネットワーク機能を使って目標の情報を受け取り、その情報を元にミサイルを発射し標的を撃墜しており、既に高度な自律飛行性を有し、敵機攻撃能力には問題ないことが示されています。
なお、オーストラリア空軍は早ければ2028年にはMQ-28の初期運用を行いたいとしています。





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