護衛艦の「巨大な主砲」が宙に浮いた!「海自初」を何度も成し遂げた“名艦”の珍しい画像が公開

戦後初めて訪中した護衛艦でもあります。

護衛艦「さざなみ」の主砲が陸揚げ

 海上自衛隊・第4護衛隊群は2025年6月5日、護衛艦「さざなみ」の定期検査の様子を公式Xで公開。主砲を陸揚げして整備する様子を捉えた画像を公開しました。

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海自の護衛艦「さざなみ」(画像:写真AC)

「さざなみ」は、たかなみ型護衛艦の4番艦として2005年2月に就役した汎用護衛艦(DD)です。2008年に海自の護衛艦として初めて訪中したほか、2009年にソマリア沖の海賊対策を目的として編成された第1次隊にも参加しています。さらに、2024年には海自艦艇として初めて台湾海峡を航行するなど、重要な場面に何度も立ち会ってきた護衛艦です。

 搭載する主砲はオート・メラーラ社が開発した54口径127mm単装速射砲。発射速度は毎分約45発とされており、海上自衛隊では、たかなみ型とこんごう型で採用されました。

 今回公開された画像は、この主砲が船体から外されて陸揚げされる様子を捉えています。なお、第4護衛隊群は、乗組員が安全な位置で見守りながら教育を実施したとしています。

【画像】おお!これが護衛艦の主砲が「宙に浮いた」瞬間です

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