あのビーフシチューも登場 JAL機内食と資生堂パーラーがコラボ

JALは2016年9月1日から、ホノルル線の機内食で西洋料理店などを展開する資生堂パーラーが監修した特別メニューを提供します。

JALの社長も幼少期から訪問していた資生堂パーラー

 JAL(日本航空)は2016年9月1日(木)から2017年8月31日(木)まで、成田、中部、関西発ホノルル行の路線において、プレミアクエコノミークラスとエコノミークラスを対象に、西洋料理店などを展開する資生堂パーラーが監修した特別メニュー「資生堂パーラー for Resort」を機内食として提供します。

 JALでは「JAL KITCHEN GALLERY」として、これまでも吉野家、Soup Stock Tokyo、モスバーガー、大勝軒などとコラボした機内食を提供してきました。今回コラボする資生堂パーラーは、1902(明治35)年に日本初のソーダ水とアイスクリームの製造販売を行う「ソーダファウンデン」として誕生。1928(昭和3)年には東京の銀座に西洋料理店を開業し、現在は全国の百貨店などに店舗を展開しています。

 JALの植木義晴 代表取締役社長は、資生堂パーラーとコラボした理由について、2012年に国内線ファーストクラスの導入5周年記念として提供した機内食を資生堂パーラーが担当した際に、“ひとつひとつの食材、メニューにこだわりを持っていること”を知ったことや、アンケートで「資生堂パーラーのメニューを機内で食べたい」という要望があったことを挙げています。

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小さいころに資生堂パーラーをよく訪問していた植木義晴 代表取締役社長(2016年8月、青山陽市郎撮影)。

 また、植木社長自身が幼いころ、父親と京都から東京に来たときには、必ず資生堂パーラーに連れていかれ、「ここのハヤシライスとポタージュスープが世界で一番美味いんだ」と父親が語っていたというエピソードを明かしました。

 成田、中部、関西発ホノルル行の路線に導入した目的には、同路線が子どもからお年寄りまで幅広い世代に利用されることに着目し、資生堂パーラーの機内食でハワイに行く利用客の気持ちを盛り上げることを挙げています。

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