「そうかえん」に見た自衛隊の「課題」 現代戦に必要なものとは
毎年恒例の富士総合火力演習「そうかえん」。2016年も、昨今続く陸海空自衛隊が協力し島しょ防衛にあたるシナリオでしたが、そのなかで自衛隊が現代戦に対応するために必要な、とある課題が見えてきました。
実弾飛び交う「そうかえん」 今年も島しょ防衛シナリオ
2016年8月28日(日)、陸上自衛隊東富士演習場(静岡県)において、毎年恒例となっている陸上自衛隊富士総合火力演習「そうかえん」が実施されました。今年は台風の接近により悪天候が予想されたものの、幸いにも雨とはならず全てのプログラムが滞りなく進行しました。
「そうかえん」は、日本が敵国の侵略を受けた場合を想定し、陸海空自衛隊がどのように対処するのかをシミュレートしており、昨今は島しょ防衛を前面に打ち出すシナリオにて実施されています。今年も東富士演習場をひとつの島に見立てたうえで、他国からの侵略を強く意識した状況設定のもと行われました。
多くの登場兵器のなかにあって、特に航空自衛隊F-2戦闘機の新装備である227kg GPS/レーザー誘導爆弾「LJDAM(レーザージェイダム)」の展示は、興味深い演出であったといえるかもしれません。会場上空は残念ながら厚い雲に覆われていたため、飛来したF-2を直接見ることはできませんでしたが、同機は陸自地上部隊がレーザー照射した目標に対し誘導爆弾を模擬投下(実際には何も投下していません)。これを撃破しました。
「F-2はレーザー誘導の支援によって、悪天候に影響されることなく爆撃可能」と、会場では説明されましたが、若干の補足をしたいと思います。
そろそろ中共と実戦前提に軍備整える時期だ。英国に倣い核ミサイル搭載原潜3隻配備も具体化すべきだ。近い将来には米軍を宛てに出来なくなるのだから。
法改正を先に完了しておかないと!どんな最新最強兵器を装備しようと相手さんが最初の一発を撃ってこないと撃てませんから。て言うんじゃ舐められて当たり前ですから。
時代がどう変わっても、最後は剣付鉄砲小脇に抱えて銃剣突撃ってんじゃないだろうね。
現地参加者です。
全プログラムが滞りなく進行
はされておりません。実際には、厚い雲のため、空挺団の降下が中止になりました。