「世界最“狭”クラスの道」一体どんだけ狭いの? ANA新就航地に存在…実際に歩いてみたら驚愕だった
スウェーデンの首都ストックホルム。その旧市街「ガムラ・スタン」には、ちょっとユニークな“道路”が存在します。「ストックホルムで最も狭い小道」です。この道を実際に歩いてみました。
もっとも狭いところで90センチ
ANA(全日空)が2025年1月に就航したことで旅行ファンのあいだで話題となったスウェーデンの首都ストックホルム。その旧市街「ガムラ・スタン」には、ちょっとユニークな“道路”が存在します。「ストックホルムで最も狭い小道」と呼ばれ、検索サイト上では「世界で一番細い小道」と紹介されることもある「モルテン・トロツィヒス・グランド」です。今回は、実際にこの道を歩いてみました。

モルテン・トロツィヒス・グランドの幅は最も狭い部分でわずか90センチしかなく、石畳の階段が続いています。階段は全部で36段あり、両側を建物に挟まれているため、かなりの圧迫感があります。この小道の名前は、16世紀後半にストックホルムに住んでいた同名の富豪モルテン・トロツィヒにちなんで名付けられたとされています。
この小道は、中世ヨーロッパの街並みを思わせる雰囲気があり、いかにも“映える”スポットとして長年人気を集めています。ストックホルムの有名観光地のひとつでもあり、団体ツアーのコースにも組み込まれているようです。実際、現地では旅行者たちが記念撮影を楽しみながら歩いている様子も見られました。
なお、モルテン・トロツィヒス・グランドは確かに「最狭クラス」の小道ですが、世界にはさらに細い道も存在します。ギネス世界記録で「世界で最も狭い小道」と認定されているのは、ドイツ・ロイトリンゲンにある「シュプロイヤーホフ通り」で、その幅はわずか29.5センチから48.5センチしかないとされています。
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