アメリカで墜落した「貨物機」、どんな機体? 衝撃の“墜落の瞬間”が公開される かつては「いまや珍しいスタイルの旅客機」
アメリカの貨物航空会社、UPSの貨物機「MD-11」が墜落しました。SNSなどでは、この墜落の瞬間が公開されており、ショッキングな内容となっています。
3発エンジンが特徴
アメリカ・ケンタッキー州ルイビルからホノルルへ向かっていたアメリカの貨物航空会社、UPSの貨物機「MD-11」が現地時間2025年11月4日、ルイビルを出発直後に墜落しました。この便に乗っていた乗員3人は亡くなったと報じられているほか、地上での犠牲者も報告されています。SNSなどでは、この墜落の瞬間が公開されており、ショッキングな内容となっています。
航空機追跡サイト「フライトレーダー24」によると、事故機となったのは機齢34年のMD-11「N259UP」です。同サイトによると、事故機は離陸直後、高度175フィート(約53m)も上昇するもそこから降下。空港近くに時速184ノット(約340km)で墜落しています。N259UPはタイ国際航空で旅客機として導入されたあと、貨物機としての改修を受け、UPSで運用されてきました。
MD-11は、1997年にボーイングと合併した、アメリカの航空機メーカーのマグダネル・ダグラスによって製造された機体で、1990年に初飛行。両翼、垂直尾翼下部に3つのエンジンを装備していることが特徴です。MD-11は2025年現在、貨物型のみが運用中で、UPSは同モデルの一大オペレーターでもあります。





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