「2567mトンネル」でクネクネ解消! 阪和道と並行の和歌山県道バイパス、1月開通
和歌山県道18号海南金屋線の改良区間のうち、鏡石トンネルを含む延長約4.8kmが開通します。
鏡石トンネルが開通
和歌山県は2025年12月1日、県道18号海南金屋線の改良区間のうち、鏡石トンネルを含む延長約4.8kmが完成し、2026年1月18日(日)15時に開通すると発表しました。
県道18号は、海南市と有田川町を南北に結ぶ道路です。途中、鏡石山を越える海南市別所から有田川町上六川にかけては、幅が狭くカーブの多い区間のため、2011年度から走りやすいバイパス道路の整備が進められてきました。
計画延長5.0kmのうち、今回は4.8kmが開通します。このうち半分以上(2567m)を占める鏡石トンネルで市町境の走りづらい山道区間を一気に通過します。幅員は7.5m(トンネル部7.0m)、車道2車線です。
これにより、阪和道の海南東ICや海南市役所、紀美野町役場から、有田川町役場や旧金屋町エリアまでの所要時間が短縮されます。また、並行する阪和道の海南IC~有田IC間などが通行止めになった際の迂回路にもなりそうです。
なお、今回の開通区間に含まれない有田川町上六川側の残り0.2kmは、引き続き改良が進められます。





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