高速道路の「渋滞10km」の情報板、あれは手入力or自動? 24時間情報を届ける「情報提供」驚きの仕組みと裏側

高速道路で見かける「渋滞10km」という電光掲示板。あの数字はどうやって決まっているのでしょうか。実は最新の機械による自動検知と、管制センターのスタッフによる判断の連携で成り立っています。いったいどのような仕組みなのでしょうか。

道路の舗装の下に秘密あり! 機械が車の流れを「自動検知」

 行楽シーズンなどで高速道路を走っていると、誰もが一度は目にするのが「渋滞10km」といった情報板の表示です。その数字が切り替わる瞬間を見たという、ある意味で貴重な経験をした人もいるかもしれません。

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高速道路の渋滞を知らせる電光掲示板(画像:写真AC)

 ただ、高速道路の渋滞、どのように計測し、周知しているのでしょうか。じつは、こうした道路状況を把握するための“カラクリ”が路面の下にあります。

 舗装に四角い切り込みのような跡があるのを見かけたことはないでしょうか。こうした跡は、埋設型の検知設備を設置する工事にともなって見られる場合がありますが、ここにループコイルなどの車両検知設備を埋設してあったりするのです。

 検知設備を埋設している区間を車両が通過すると、電気的な変化が出ます。それを捉えて、交通量や速度を24時間体制で計測しています。

 複数の地点で集めたデータを組み合わせることで、どの区間でどれくらいの速度低下が起きているか、通過にどれくらいの時間がかかるかを機械が自動で推定しているのです。

 この検知器は道路の区間ごとに細かく設置されており、とらえられた電気的な変化を交通管制センターへ送り、交通量や速度のデータとして交通状況の推定に役立てられています。

 普段何気なく見ている掲示板の数字の裏側には、道路に埋め込まれたハイテクなセンサーの活用があるのです。

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