「行ってよかった観光スポット」第1位に JALの工場見学、その魅力とは

受賞記念の特別プログラムは「サプライズアレンジ」あり

 自身も見学を楽しんできたというトリップアドバイザー社の牧野友衛代表取締役は「スカイミュージアム」について、「体験型のコンテンツが多く、大人同士やひとりでも楽しめ、幅広い層に受け入れられます。感動した人がその思いをSNSなどに投稿し、どんどん拡散していったことが1位に躍進した要因」と分析しています。

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ミュージアムでは機長や客室乗務員、整備士などの仕事が、実物とともに紹介されている。一部は「お仕事体験」も可能(2016年12月9日、中島洋平撮影)。

 この「トリップアドバイザー」のランキング1位受賞を記念し、2017年4月24日(月)から5月7日(日)までの14日間は、特別プログラムが設定されます。1日50人限定で、毎日、通常のプログラムが終了したあとの16時~17時40分に実施。内容は「通常のコースに(当日発表の)サプライズアレンジを加えたもの」だそう。2016年12月21日(水)午前9時30分からウェブサイトで募集が始まる予定です。

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第1格納庫では検修中の機体を見ることができる。手前には取り外されたファーストクラスの座席や各種部品が並ぶ(2016年12月9日、中島洋平撮影)。

 大川専務は「『空育』のテーマは『未来を考える』。子供や若者たちが、このJALらしいプログラムを通じて、将来の夢を考えるきっかけになってくれれば」と語ります。

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「お尻の衝突防止灯は白、左翼は赤、右翼は緑で、機体の進む方向がわかります」など、要所でスタッフが解説してくれる(2016年12月9日、中島洋平撮影)。

 見学は予約制ですが、毎回、受付開始後すぐにいっぱいになってしまうとのこと。しかし「キャンセルが出て空くことも少なくないので、予約受付のウェブサイトをこまめにチェックしてほしい」(大川専務)と言います。

【了】

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コメント

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1件のコメント

  1. JR北海道には、金を貰っても乗らない。
    東南アジアの鉄道の方がマシ。
    高い料金払って、サービス最低、設備の安全性最低、さっさと、全路線廃線にしたら。