消えた「3県直通の普通列車」が15年ぶり復活!? 約2時間半かけて走る 北陸3社にまたがり“接続改善”
]IRいしかわ鉄道が2026年3月14日にダイヤ改正を実施します。目玉は15年ぶりとなる福井・富山間の直通列車で、夕方ラッシュ時の快速増発など利便性が大きく向上します。
3つの県都を直通! 1往復
IRいしかわ鉄道は2025年12月12日、2026年3月14日(土)に実施するダイヤ改正の概要を発表しました。
今回の改正では、夕方から夜間の時間帯を中心に利便性向上が図られます。
夕方通勤時間帯には、金沢駅19時15分発、大聖寺行きの快速列車が1本増発されます。これは既存の普通列車を快速化するもので、金沢~大聖寺間の所要時間は従来の普通列車より11分短い39分に、金沢~小松間は22分となります。これにより、夕方の上り快速列車は合計2本となり、快速列車は全体で3本体制となります。
夜間帯では、20時台と21時台に金沢駅から大聖寺方面へ向かう上り普通列車が各1本増発されます。これにより、最大で47分あった運転間隔が概ね30分以内に短縮され、帰宅の利便性が向上します。
特に注目されるのが、福井・石川・富山の北陸3県を直通する普通列車の運行です。JR北陸本線だった時代から15年ぶりの復活だそうです。
夕方通勤時間帯に、従来の列車を延長する形で福井~富山間を結ぶ直通列車を1往復設定。ハピラインふくい、IRいしかわ鉄道、あいの風とやま鉄道の3社を直通します。
上りの富山発福井行きは所要2時間34分で、金沢駅18時16分着、18時30分発です。下りの福井発富山行きは所要2時間24分で金沢駅は18時40分着、18時45分発です。
金沢駅では、それぞれ快速列車(大聖寺行き)やJR西日本の七尾行き列車と同一ホームで乗り換えができるようになり、利便性が向上するとのことです。
今回のダイヤ改正により、特に小松~大聖寺間では上り4本、下り2本の合計6本が増発となります。





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