年末年始の高速、渋滞回数増 最長は37kmに 新東名延伸の効果は
2016年~2017年の年末年始期間、全国の高速道路では昨年同時期よりおよそ3%多い交通量を記録。30km以上の渋滞も発生しました。
交通量は昨年同時期より微増
国土交通省とNEXCOの3社、本四高速は2017年1月5日(木)、年末年始期間(2016年12月28日~2017年1月4日、8日間)における高速道路の交通状況(速報)を発表しました。
2016年2月に開通し、初めての年末年始を迎えた新東名高速の浜松いなさJCT~豊田東IC間では、並行する東名高速とともに交通がほぼ半々に分散。東名高速と新東名高速をあわせたこの区間の交通量は、昨年同時期よりおよそ2割多い約12万2000台でしたが、10km以上の渋滞は、昨年同時期の13回から今期間は2回へと減少しました。
全国の高速道路では、日平均交通量が前年同時期比103%の3万7900台に。10km以上の渋滞も22回増えて166回発生しました。
特に長い渋滞としては、1月2日(月・休)17時10分ごろに東北道上り・加須IC付近で事故と交通集中により36.7kmの長さを記録。12月31日(土)17時45分ごろには東名高速上り・大和トンネル付近で、同じく事故と交通集中により33.9kmの渋滞が発生しています。
なお、交通量のピークは、下り線が12月29日(木)、上り線が1月3日(火)でした。
【了】
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