なにコイツ… スゴい見た目の「将来の航空エンジン」何がメリット? ”あって当たり前”の部品がナイ! 「世界初の空港試験場」も決まる

エアバスとCFMインターナショナル、シンガポール民間航空局は、CFMなどが手掛ける次世代航空エンジン開発プロジェクト「RISEプログラム」における、世界初の空港試験場として、シンガポールのチャンギ空港またはセレター空港を採択したと発表しました。このエンジンは、どういったものなのでしょうか。

チャンギ空港またはセレター空港で

 エアバスとCFMインターナショナル、シンガポール民間航空局は、CFMなどが手掛ける次世代航空エンジン開発プロジェクト「RISEプログラム」における、世界初の空港試験場として、シンガポールのチャンギ空港またはセレター空港を採択したと発表しました。このエンジンは、どういったものなのでしょうか。

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チャンギ国際空港(チャンギ国際空港の公式Facebookより)。

「RISEプログラム」で検討されているエンジンは「オープンファン」というスタイルが特徴です。現行の旅客機のターボファンエンジンで標準装備されているエンジンカバー(ナセル)を廃することでファンサイズを拡大し、抵抗を低減。RISEプログラムは、安全性、耐久性、効率性を重視し、現在運用されている民間航空機エンジンと比較して20%以上の燃費向上を目指しています。

 このプロジェクトは、次世代の商用ナローボディ(単通路)旅客機による効率的な航空旅行の基盤となる技術として位置付けられており、推進効率以外にも、二酸化炭素排出量の削減、騒音の低減、将来のハイブリッド電気システムとの互換性の確保を目的として開発されているとしています。

 今回締結された覚書においては「チャンギ空港またはセレター空港でRISEプログラムのオープンファンエンジン実証機の運用試験を実施し、準備態勢の枠組みを試験・検証し、この新技術の運用上の実現可能性を評価する計画を立てる」「航空機システムと設計の検討、インフラの変更、運用手順の変更、安全基準、規制手順など、既存の空港運用に次世代航空機用のオープンファンエンジンを統合するための包括的な準備フレームワークを共同で開発する」などの項目が盛り込まれています。

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