格が落ちる、歩かされる…「プロペラ機の不満」解消へ ANA、新装備導入進める(写真20枚)
地方空港には、多く就航する小型プロペラ機にボーディングブリッジが接続できない、という課題が存在。乗降で風雨にさらされるほか、バリアフリーの観点からも課題で、ANAはこれを解消する「PBBアダプター」の導入を進めています。
機体が低くて接続できないボーディングブリッジ
ボンバルディア(カナダ)の小型プロペラ機「DHC8-Q400」(74席)が多く就航する地方空港。全日空(ANA)によると、“課題”があるといいます。
DHC8-Q400は機体が低く、ボーディングブリッジとの接続が困難。搭乗・降機の際に、乗客が風雨にさらされることです。「プロペラ機になると格が落ちる」「歩かされる」といった利用者の声もあるとのこと。バリアフリーの観点からも課題です。
そこでANAは、DHC8-Q400とボーディングブリッジを接続する「PBBアダプター」を国内で初開発。2016年から運用を開始し、導入を進めているそうです。
「PBBアダプター」は、ボーディングブリッジとDHC8-Q400のあいだに挿入し、橋渡しをする装置で、セットすると、普通にボーディングブリッジを利用するのと同様の感覚で搭乗・降機が可能。ボーディングブリッジが低くまで下がる空港では「渡し板式」、下がらない空港では「脚立式」と、2種類が使用されています。それぞれ、1名で脱着可能なのもポイントです。
これを使うことで、車いすでも、大掛かりなスロープや複数名での乗降補助が不要で、そのままスムーズに搭乗・降機が可能。定時運行を維持しやすくなったほか、「迷惑をかけずに乗れる」と、車いすの乗客からも好評だといいます。
「『ハード面でのバリアフリー』と『心のバリアフリー』を具現化できました」(ANA)
現在、機体が低いDHC8-Q400に対応するボーディングブリッジも登場していますが、空港のそれを交換するのは容易ではありません。ANAは2020年の「東京オリンピック・パラリンピック」を見据え、この「PBBアダプター」を全国へ展開していく計画です。
ちなみに「PBB」は、「パッセンジャーボーディングブリッジ」の略です。
【了】
Writer: 恵 知仁(乗りものライター)
鉄道を中心に、飛行機や船といった「乗りもの」全般やその旅について、取材や記事制作、写真撮影、書籍執筆などを手がける。日本の鉄道はJR線、私鉄線ともすべて乗車済み(完乗)。2級小型船舶免許所持。鉄道ライター/乗りものライター。
それよりも、受託荷物に制限がある方が問題です。
地方空港より成田を乗り継いで、ゴルフやサーフィンのツアーには行けません!
宅配便を利用された方が手っ取り早いと思います。御自身と道具が別個で目的地を往復する事になりますが、無事に届けられるのなら何の差支えも無いでしょう。大事な道具なのであれば出費が嵩んでも構わないでしょうし、代替品でも事足りるのであれば現地で借りればいいだけの話だと思います。
一番いいのは「プロや先輩または先人の方はどうしているのかを聞く事」だと思います。
そして何よりも、心と体のバリアフリー化は公共交通機関として最も重要な課題です。
>一番いいのは「プロや先輩または先人の方はどうしているのかを聞く事」だと思います。
あなたは親切心で長文書いてるかも知れないけど、読む人からしたらイラッとするからやめた方がいい。
指摘されたご本人や同じような心境の人が読んだらイラっとするでしょうね。思いっきり痛い所を突かせて頂きましたから。「そんなに大事な道具なら費用と手間暇を惜しむなよ」の一言で済ませた方が良かったのかも。
どっか痛いの?
そんなに痛かったら我慢しないでね。
宅配便って海外にも届くの?
モメてる内容より、「長文」の解釈にびっくり。