週4回 世界一周する日本のB747「ジャンボ」 パイロットも世界一周勤務

成田からアンカレッジ、シカゴ、フランクフルトなどを経由し、定期的に世界一周している日本の飛行機があります。それは、日本貨物航空のボーイング747「ジャンボ」。パイロットも世界一周する形での勤務があるそうです。

アンカレッジ、シカゴ、フランクフルト、ミラノ(アムステルダム)経由

世界一周するNCAの「ジャンボ」(1分24秒)。

 日本から定期的に世界一周している飛行機があります。日本貨物航空(NCA)のボーイング747「ジャンボ」です。NCAは日本唯一の貨物専用航空会社で、B747-400F(5機)と、より新しいB747-8F(8機)、合計13機の「ジャンボ」で週に約60便を運航。アジア、アメリカ、ヨーロッパの15都市を結んでいます。また2018年1月現在でただ1社、「ジャンボ」を運航している日本の航空会社です。

 NCAの2017年冬ダイヤには週4便、同じ機体が連続的に地球をひとまわりする“世界一周フライト”が存在。詳細は以下の通りです(時刻は全て現地時間)。

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定期的に東回りで世界一周しているNCAのボーイング747-8F(2018年1月、恵 知仁撮影)。

●成田発月曜
KZ182便:成田 2230(月) → アンカレッジ 1100/1200(月) → シカゴ 2035/0105(火) → フランクフルト 1600(火)
KZ089便:フランクフルト 1830(火) → ミラノ 1950/2145(火) → 成田 1730(水)

●成田発木曜
KZ192便:成田 1400(木) → アンカレッジ 0230/0330(木) → シカゴ 1205/1355(木) → フランクフルト 0450(金)
KZ089便:フランクフルト 0730(金) → ミラノ 0850/1045(金) → 成田 0630(土)

●成田発金曜
KZ192便:成田 1200(金) → アンカレッジ 0030/0130(金) → シカゴ 1005/1500(金) → フランクフルト 0555(土)
KZ089便:フランクフルト 0955(土) → ミラノ 1115/1310(土) → 成田 0855(日)

●成田発土曜
KZ192便:成田 1750(土) → アンカレッジ 0620/0755(土) → シカゴ 1630/1820(土) → フランクフルト 0915(日)
KZ085便:フランクフルト 1115(日) → アムステルダム 1230/1430(日) → 成田 0945(月)

 2便に分かれる形ですが、NCAが運航する日本の航空会社で唯一の「ジャンボ」は、このように2017年冬ダイヤでは週4回、約3日間かけ地球を東回りに一周。途中のシカゴ、フランクフルト、ミラノもしくはアムステルダムで、荷物の積み替えをしています。

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コメント

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3件のコメント

  1. 「早い」?
    「速い」の間違いではないのか?

  2. 早いであってるでしょ

  3. 航空便は~
    と言っているので航空貨物のリードタイムの事を指している。
    だから「早い。」
    航空機の速度は今回の記事には関係無い。