国道の「おにぎり」をそう使うか! 「国道ピック」これまでに約120種類
国道の路線番号案内標識、通称「おにぎり」。そのデザインを"活用"した「ピック」が話題になり、「地元の国道のもほしい!」などの声があがっています。製造元に話を聞きました。
約30年前、国道4号からはじまった
「おにぎり」とも呼ばれる、国道の路線番号案内標識。そのかたちを模した「国道ピック」がTwitter上で話題にのぼり、「地元の国道のがほしい」「わたしの地元には地元の国道ナンバーのが置いてあった」「ギター持ってないけど欲しい」などの声があがっています。「ピック」とは、ギターなどの弦をはじくために使う道具です。
製造元である、フェルナンデス(埼玉県戸田市)の担当者は「国道の路線番号案内標識がピックと同じ三角形なため、標識柄のピックを製造してみたら面白いのではないかと考え、製造を始めました。いまから約30年前のことです」と話します。
「国道ピック」の第一号は、東京の日本橋を起点とし、青森市へ至る日本で一番長い国道「4号」だったとのこと。ユーザーの反響から、現在はこのほか様々な国道のピックを製造。「地元や思い入れのある国道のピックがあるのは嬉しい」という声があるそうです。
「国道それぞれにいろいろな人の思い入れがあるため、楽しんでもらえるのではないかと思っています」(フェルナンデス)
フェルナンデスによると、これまで約120種類の「国道ピック」を製造したといい、北海道の国道では、5号、12号、39号、40号、230号、231号、237号、275号、337号、453号などを作ったとのこと。
ここ数ヶ月は特にTwitterなどの反響もあり、「国道ピック」の注文が増加しているといいます。値段はオープン価格。全国の楽器店で販売されているそうです。
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