ANA、国内の空港にパスポート読み取り可能な自動チェックイン機を導入

ANAがパスポートの読み取り機能が加わった自動チェックイン機を国内の50空港に導入すると発表。日本の航空会社初のことで、これにより国内線から国際線への乗継ぎにかかる時間が軽減されるとしています。

日本の航空会社初、国際線乗継の時間を削減

 ANA(全日空)は2018年6月29日(金)、パスポートの読み取り機能が加わった自動チェックイン機を10月末までに国内の50空港に順次導入すると発表しました。

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パスポートの読み取り機能が追加された自動チェックイン機(画像:ANA)。

 同機能を持つ自動チェックイン機によって、国内線から国際線へ乗り継ぐ場合、旅客自身の操作で国内線の空港で国際線のフライトへのスルーチェックインが可能となります。

 日本の航空会社で初めてとのことで、国内線から国際線への乗継ぎにかかる時間を削減し、乗り継ぎがよりスムーズになるといいます。各地の空港への導入予定は以下となります。

・7月 広島、新千歳、伊丹、仙台、関西、小松、福岡、富山、新潟、松山、岡山
・8月 鹿児島、秋田、高松、羽田、熊本、岩国、高知、宮崎、長崎、米子、函館
・9月 神戸、庄内、鳥取、山口宇部、石垣、大分、徳島、旭川、佐賀、釧路、成田、利尻、那覇、大館能代、宮古、女満別、能登、萩・石見
・10月 根室中標津、稚内、五島福江、オホーツク紋別、八丈島、青森、静岡、福島、対馬、中部

 なお、最初に導入されるのは広島空港で、7月上旬を予定しているとのことです。

【了】

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コメント

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1件のコメント

  1. 便利になるのは良いんだが
    モバイルでチェックインしてスルーしても、帰りは空港により使えないなど
    搭乗までの手続き方法が増えてわかりづらい
    児童やオンラインもあるのにチェックインカウンターに作る行列の意味がわからない