まだあった伊丹空港「パタパタ」案内板 一部残る未改修エリアは雰囲気も昔の伊丹
リニューアル進行中の伊丹空港で、かつて名物だったのが「パタパタ」ことソラリー式反転フラップです。到着口の大きなものは撤廃されましたが、一部エリアにはまだ残っていました。
到着口案内板の「パタパタ」は2018年に廃止
伊丹空港は、2020年を目途に全面リニューアルを目指して工事中です。それに先立って到着口や飲食店がある中央エリアと展望デッキが2018(平成30)年、約50年ぶりに大幅リニューアルされました。
改修前の伊丹空港における「名物」のひとつが、到着口案内板のソラリー式反転フラップ、通称「パタパタ」です。しかし2018年からの改修にともなって、中央エリア到着口のパタパタは役割を終え、LED式の電光掲示版に変わりました。
とはいえ2019年12月現在、伊丹空港のパタパタは全面廃止されたわけではありません。制限エリア内にある一部の搭乗口に未改修の部分が残っており、ここではパタパタを使った出発案内板が健在です。
伊丹空港を運営する関西エアポートの広報部に聞いたところ、パタパタが残っている搭乗口は、おもにANA(全日空)などが使っている11番、12番と、おもにJAL(日本航空)などが使っている23番、24番などだそうです(2019年12月時点)。絶えず状況が変わっているため、具体的な時期は明かすことが難しいものの、これらもいずれ撤去する方針と話します。
到着口はLEDじゃなくてLCDだろ