まだあった伊丹空港「パタパタ」案内板 一部残る未改修エリアは雰囲気も昔の伊丹

実際に搭乗口に行く パタパタ展示の空港もあり

 実際に11番、12番搭乗口があるエリアに行ってみたところ、まだ残るパタパタのほか、施設の内装も改修前で従来の趣きを残し、ライトの種類が違うためか黄色みがかっています。搭乗口を示す標識は、グレーの背景に淡い黄文字で書かれた改修済みエリアと違い、緑背景に黒文字のものです。

 このエリアは、改修済みの13番搭乗口近くにあることから、それらの連絡通路を挟んで「タイムスリップ」をしているような感覚におちいる人も少なくないかもしれません。

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伊丹空港12番搭乗口のパタパタ(2019年12月、乗りものニュース編集部撮影)。

 伊丹空港以外はどうでしょうか。2019年12月現在、パタパタは少数ながらも函館空港、宮崎空港、徳之島空港などで残っています。一方で鹿児島空港では2014(平成26)年、仙台空港では2018(平成30)年に、パタパタを廃止し電光掲示板に入れ替えられています。

 ちなみに鹿児島空港のターミナル内にある入場無料の航空展示室「ソラステージ」には、かつて同空港で使用されていたパタパタの一部が移設され、展示されています。

【了】

【写真】他空港のパタパタ&伊丹の未改修ゾーン

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コメント

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1件のコメント

  1. 到着口はLEDじゃなくてLCDだろ