「東京九州フェリー」の高速カーフェリー進水 新設の横須賀~北九州航路へ投入
関東発の新しい長距離旅客航路! 船も速いです!
新日本海フェリーが2020年8月7日(金)、グループ会社となる東京九州フェリー株式会社の横須賀~新門司(北九州)航路へ就航する、新造船(第一船)の命名進水式を三菱重工業 長崎造船所で執り行いました。
横須賀市の花でもある「はまゆう」と命名された新造船は、2021年7月、新たに開設される横須賀~新門司航路へ投入され、東京九州フェリーがその運行を担います。航海速力28.3ノット(約52.8km/h)という高速性能を有し、運航距離976kmを約21時間で結ぶということです。
横須賀~新門司航路は日曜日を除く週6便体制で運行され、関東~九州間の貨物輸送で3日目配送が可能となるとのこと。陸上輸送に比べ渋滞や事故のリスクが低減され、輸送環境も安定していることから、品質面でも安全な輸送手段だといいます。なお、船内には生鮮食品や冷凍食品などの鮮度を保持する電源設備や、トラックドライバー専用の浴室や食堂も備えているそうです。
共用部には3層吹き抜けのエントランスとシースルーエレベーターが設けられ、レストランやバーベキューコーナーで海を眺めながら食事を楽しめるほか、最上階には露天風呂、そしてプラネタリウムや映画を楽しめるシアターが設けられます。船室は、専用テラス付き個室、家族が利用しやすい和洋室、ペットが同伴可能なウィズペットルームのほか、ツーリストクラスもプライベート空間が確保された寝台を導入するといいます。
また環境性能面では、在来船と比べ約6%の省エネ運航が可能とのこと。SOx(硫黄酸化物)排出規制への対策として、主機関(4台)および発電機関(3台)にスクラバー(排ガス浄化装置)が搭載されます。
新日本海フェリーは新造船および新航路について、「環境問題やドライバー不足を背景としたモーダルシフトの受け皿として、また多様化する観光ニーズに対応して、関東圏と九州圏を結ぶ物流や観光の一翼を担います」としています。
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やはり久里浜の受け皿ではきつかったかな?、しかしつい最近ファンネルを運んでいたかと思ったら作業は早いな。
思えば、シャトルおおいた、よこすかが老朽さんふらわあから姿を変えて出陣した頃は距離と所要時間からしてエンジンがぶっ壊れやしないか?心配したが?やっと念願の新造船が(泣)嬉しくて言葉にならん!
最初は舞鶴、小樽、はまなす、あかしあ両船が転配されやしないかハラハラしたが新造船!おめでとう?おめでとう?
因みに、私の通う日本料理屋も、はまゆう、です!