「生きたザリガニが駐機場に…」語られるJAL海外整備士事情 「航空教室」特別版を取材
累計約50万再生を持つJALのYouTube動画シリーズ「動画 de 航空教室」の特別版は、海外拠点の整備士とコミュニケーションしながら、飛行機や空港のウラ側を学べるというもの。ここでは裏話や、見ることができないものが飛び出しました。
「オンライン de 航空教室」は8月29日まで実施
JAL(日本航空)が動画共有サイトYouTubeに連載し、累計約50万回が再生されている「動画 de 航空教室」。この夏休み特別版となる「オンライン de 航空教室」が2020年8月29日(土)までホテル日航成田(千葉県成田市)で開催されています(25日を除く)。17日(月)、その様子が報道陣に公開されました。
通常版の「動画 de 航空教室」は、同社の整備士が飛行機の仕組みなどを動画上で紹介していくもの。今回の「オンライン de 航空教室」は、海外の空港で実際に働く同社の整備士と、会場に集まった参加者がネット上でリアルタイムにコミュニケーションをとりながら、飛行機や空港について学べるものです。
当日はホーチミン(ベトナム)のJAL整備士が、整備の流れや現地事情を説明。この整備士によると、JALの海外用整備士制服は日本とは異なり、上着を脱いだパイロットのようなものだそうです。また、日頃行う駐機場の点検で、生きたザリガニが偶然落ちていたことがあるなどのエピソードも。ちなみにこのザリガニ、航空貨物の中の食用のものが、積み下ろしの際逃げてしまった可能性が高いそうです。
このほか、会場後方には飛行機のエンジンブレードや、ギャレー(キッチン)のコーヒーメーカーなどのアイテムが展示されていたほか、参加者とのクイズ大会なども実施されています。
JALでは、ホテル日航成田が打ち出している、新型コロナの影響下でも利用者には夏を笑顔で過ごしてほしいという想いを込めたテーマ「守りたい 笑顔の夏」に賛同。今回は2社の共同企画となり、期間内の同ホテル宿泊者のうち電話で申し込みをした人が参加可能とのことです。
【了】
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