歴史的な縁がある東西大手私鉄 列車を連携運行 大正時代にさかのぼる阪急と東急の関係
神戸線 宝塚線 京都線 阪神線 東横線 田園都市線 世田谷線で
このたび阪急と東急、そして阪神(2006年に阪急と統合)が連携して運行する「SDGsトレイン2020」は、外観は阪急・阪神と東急で異なりますが、ヘッドマークや、「SDGs」を伝える車内吊りポスターなどには共通のものを掲出します。
また、実質的に再生可能エネルギー100%で走行し、2021年9月上旬まで、以下の「SDGsトレイン2020」が運行される予定です(直通運転先を含む)。
阪急神戸線・宝塚線:1000系電車1編成
阪急京都線:1300系電車1編成
阪神線:1000系電車1編成
東急東横線:5050系1編成、
東急田園都市線:2020系1編成
東急世田谷線:300系電車1編成
また、阪急・阪神の「SDGsトレイン2020」は「未来のゆめ・まち号」、東急の「SDGsトレイン2020」は「美しい時代へ号」という名称が与えられています。
【了】
Writer: 恵 知仁(鉄道ライター)
鉄道を中心に、飛行機や船といった「乗りもの」全般やその旅について、取材や記事制作、写真撮影、書籍執筆などを手がける。日本の鉄道はJR線、私鉄線ともすべて乗車済み(完乗)。2級小型船舶免許所持。鉄道ライター/乗りものライター。
鉄道にできるSDGsは、コロナ禍で乗客が減ったら減ったなりに三密にならない程度に減便して、二酸化炭素排出量削減に資することではないか。狭義の交通は、発生しないに越したことはない。