赤川薫(アーティスト・鉄道ジャーナリスト)の記事一覧
Writer: 赤川薫(アーティスト・鉄道ジャーナリスト)
アーティストとして米CNN、英The Guardian、独Deutsche Welle、英BBC Radioなどで紹介・掲載される一方、鉄道ジャーナリストとして日本のみならず英国の鉄道雑誌にも執筆。欧州各国、特に英国の鉄道界に広い人脈を持つ。慶応義塾大学文学部卒業後、ロンドン大学SOAS修士号。
-
鉄道輸送で「ヨーロッパ一帯一路」実現へ!? 安全保障は物流から! 輸送網のハブになる国・ハブられる国
ヨーロッパでは世界の不安定な情勢を受け、鉄道による輸送網の確立に向けた動きがあります。この「鉄道回廊」計画ですが、一枚岩ではなくさまざまな「関係性」も見え隠れします。
-
EUガチ投資中「ヨーロッパから鉄道信号が消える日」やってくる? 100歳機関車も「最新システム」搭載の現場
EU統合で各種の障壁が取り払われてきましたが、鉄道システムでも同様です。信号システムを効率的な統一規格にしていく動きが加速しています。
-
列車行っちゃった…定刻20分前なのに!? 遅延回復のために「早発」許されるワケ 振り回される乗客
ドイツ国鉄では、遅延回復のために「定刻よりも早く発車」するということが平然と行われるといいます。当然、目当ての列車に乗れなくなる乗客も発生します。
-
ひとつの空港に「3つ目のアクセス鉄道」それでも大成功!? 新線開業が"悲願"だった「絶妙な理由」とは
ロンドン市街とヒースロー空港をむすぶ新たなアクセス路線「エリザベス線」の開業から1年半が経とうとしています。業績は上々で「大成功」とされていますが、その要因はなんだったのでしょうか。
-
驚愕の電車遅延対策「停車駅を臨時で通過します」なぜ許される!? 超強引な「定時到着」しないとヤバイ理由とは
電車の遅延を取り戻すため、停車予定だった駅を急遽「通過します」。日本ではあり得ないやり方ですが、イギリスではごく日常風景のようです。なぜそんなことが許されるのでしょうか。
-
鉄道ビジネス、実は今がアツい!? 英仏海峡トンネルに「2社目参入」の動き “飛行機離れ”で追い風満帆
ドーヴァー海峡の海底トンネルを抜けて英仏を結ぶ鉄道路線へ、「ユーロスター」につづく2つ目の鉄道会社が参入するとの動きがあります。開業から30年経過し、なぜ今このような動きが起きているのでしょうか。
-
念願のマイ機関車「運転して帰ってね」!? 鉄道車両"個人所有"の喜びと苦悩「歴史を預かる」自負とは
古い鉄道車両の個人所有が盛んなイギリスでは、結果的に解体を免れ保存車両の多さにつながっています。その環境を生んでいるのは、自由奔放ながら「鉄道愛」に培われてきた人々の気質でした。