中島みなみ(記者)の記事一覧
Writer: 中島みなみ(記者)
1963年生まれ。愛知県出身。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者を経て独立。行政からみた規制や交通問題を中心に執筆。著書に『実録 衝撃DVD!交通事故の瞬間―生死をわける“一瞬”』など。
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ダイハツ不正は「30年以上前から」 国内外・全車種出荷停止の窮地に 「ごく普通の従業員」が手を染めて
ダイハツ工業の試験不正が多くの車種で発覚、国内外の全車種で販売を停止するという異例の事態に発展しました。この不正は、およそ30年前から続いていたようです。
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電動キックボード等「特定原付」保険料引き下げか 史上初「原付の下の車種区分」新設を議論 「事故は少ない」
電動キックボードなどを想定した「原付」と「自転車」の中間的な車両区分として「特定小型原付」が創設されてから半年、自賠責保険料にも同区分を新設する議論が進みそうです。原付よりも保険料は安くなると見られ、大量の機体を調達するシェア事業者にとっては追い風になるかもしれません。
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ライドシェア導入の「破壊力」 政府も認識する深刻な問題点 周回遅れ日本 どう動くのか
いわゆる「ライドシェア」について、岸田首相が議論の加速を要請。一方で、その白タク行為が地域交通への破壊力を秘めていると、導入を危険視する声もあります。参議院議員と岸田氏の間でやり取りされた応答の内容は興味深いものでした。
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ついに始まった「白ナンバー車の飲酒チェック義務化」多くの企業が当事者に ただ同日の一斉検問で酒気帯び複数
自動車5台以上を保有する事業所で、運転の前後におけるアルコールチェックの義務化が始まりました。同日深夜の東京では一斉の飲酒検問も実施され、複数の酒気帯びが摘発されています。企業の対応がより問われるようになっています。
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「貸した金返せという単純な話ではない」財務省の“自賠責ネコババ”で奪われた安心 被害者団体が抱える切実な課題
かつて国交省が財務省に貸し付けた自賠責保険料の運用益の残債約5900億円が未返済となっている問題で、交通事故被害者などからなる団体が早期の全額返済を求めています。事故被害者の安心が奪われている状況です。
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「お金いつまでに返します」一度も明言しない財務省 自賠責の6千億円ネコババ問題 来年度の返済額は? 現状では“110年計画”
かつて国交省が財務省に貸し付けた自賠責保険料の運用益の残債約5900億円が未返済となっている問題で、2023年度からは保険料の値上げ(賦課金の徴収)など国民負担が増えました。来年度、財務省はどう返済するのでしょうか。
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ビッグモーターにトドメ? 保険代理店登録の取消へ 「再建支援も期待できない」極めて厳しい経営に
ビッグモーターの保険代理店登録が取り消されることが現実になりました。保険会社からの再建に向けた支援も期待できず、同社は極めて厳しいかじ取りを強いられることになります。
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路面電車の運転士足りない!とにかく急募!! 初の運転体験つき採用説明会も “電車ならでは”の急ぐ事情とは?
交通機関の乗務員不足は鉄道も例外ではありません。岡山の路面電車は乗務員不足から減便ダイヤでの運行を余儀なくされています。ただ、補充ができたとしても、減便ダイヤをすぐには解消できそうにない鉄道特有の事情もあります。
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「もうひとつの物流危機」50cc原付消滅で配達バイクどうなる? “免許が変わってしまう”配達組合訴え
環境規制の強化で排気量50ccのガソリンバイクが新車市場から“消滅”します。新聞や郵便などの配達業者にとっては死活問題です。警察庁が二輪車区分の変更を検討していますが、不安を拭える結果になるのでしょうか。
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自動車税納税者の個人情報流出「20万件超」NTT西日本子会社の情報漏洩 充分な説明なく自治体も困惑
NTT西日本の子会社に勤務していた元派遣社員が約900万件の顧客情報を流出させていた問題で、その中に自動車税の納税者についての個人情報が含まれています。報告を受けた自治体では動揺が広がっています。