「早く抜けてくれ…“海の首都高”」やっと潜って“主戦場”へ「潜水艦」の魚雷発射訓練に同乗操舵手は20歳だった

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小雨が降る夜の横須賀基地。並んだ鈍く光るセイルが幻想的だ。左端が乗艦した「とうりゅう」（市ヶ谷記者クラブ代表撮影）

水上航行時はディーゼル機関で発電して電動機でプロペラを駆動する。後部排気管から白い排気が立ち上る（市ヶ谷記者クラブ代表撮影）

吹きさらしのセイル上艦橋で水上航行の指揮を執る艦長と見張り員（市ヶ谷記者クラブ代表撮影）

右側潜舵上の見張り員。甲板では乗員が入港準備作業をしている。手すりはないが、足元は意外と安定している（市ヶ谷記者クラブ代表撮影）

もやい綱など係留器材は手作業で格納ハッチを開いて準備する。悪天候や厳寒期には厳しい作業だ（市ヶ谷記者クラブ代表撮影）

おもりを付けたもやい綱の先端を横付けする艦に投げる。右側には接岸を支援するタグボートが付いている（市ヶ谷記者クラブ代表撮影）

指令所の操艦席。右で座っているのは操舵手。機関制御系パネルがあり、機関長（中）と先任伍長（左）が立つ（市ヶ谷記者クラブ代表撮影）

操舵手。潜水艦は操艦席からは外の様子を見ることができないという特徴のある乗り物だ（市ヶ谷記者クラブ代表撮影）

「潜れ」の号令でベント弁を開いて注水し潜航が始まる。潜水艦では決して「沈む」とは言わない（市ヶ谷記者クラブ代表撮影）

潜望鏡に取り付いて全周監視を行う哨戒長（左）。この時は船務長が哨戒長に就いた。哨戒長の周囲状況報告を受け、機関長が操舵手に指示を出す（市ヶ谷記者クラブ代表撮影）

360度常に旋回する潜望鏡の足元。旋回には動力アシストがあるがある程度の力も必要だ（市ヶ谷記者クラブ代表撮影）

全没すると潜望鏡を収納する。長い1本の筒なので艦の底部まで下げる（市ヶ谷記者クラブ代表撮影）

「合戦用意！」指令所の照明が赤灯に変わり、模擬魚雷発射訓練が行われる。狭い指令所に緊張が走る（市ヶ谷記者クラブ代表撮影）

魚雷発射管室に収められている89式魚雷。これは訓練弾ではなく実弾だ（市ヶ谷記者クラブ代表撮影）

魚雷発射管の後部ハッチ。このハッチを開いて魚雷を装填する。独特の燻し銅の色彩を放っている（市ヶ谷記者クラブ代表撮影）

指令所にある各区画の準備状況を示すパネル。総員配置完了を示している（市ヶ谷記者クラブ代表撮影）

横須賀基地に係留された潜水艦。外見から艦を識別することは難しい。艦尾の舵が十字型かX型くらいしか見分けられない（市ヶ谷記者クラブ代表撮影）

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