戦車のハッチに詰まるから!?「ウエストが太い兵士は許さん!」厳格な新ルールを米陸軍が導入

米陸軍は、兵士の体型を評価する新たな基準として「ウエスト・身長比(WHtR)」の導入を発表しました。従来のルールを全廃し、新基準を絶対条件とする厳しいルールの裏には、国防長官の“ある強い意向”が隠されているようです。

「ウエストサイズ÷身長」が新基準

 2026年7月7日に発表されたアメリカ陸軍の新たな身体測定ルールは「ウエスト・身長比(WHtR)」というものです。文字通り、ウエストを身長で割った数値が基準になっています。

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お腹まわりが太いと戦車のハッチに引っかかる!? 陸軍がウエストサイズにこだわる理由とは(画像:アメリカ陸軍)

 新ルールでは、へその位置で測定したウエストサイズを身長で割った数値が「0.55」未満であることが求められています。つまり、ウエストサイズが身長の半分より“ちょっと大きい”くらいが制限ラインとなります(身長170cmであれば、ウエスト93cm程度)。

 これまで陸軍では、身長ごとの体重制限や、特定部位のサイズに基づく計算式など、複数のルールを用いてきました。これには多様な能力を評価するという意味もありましたが、一方で「抜け道」になっていたとも言われています。新ルール導入にともない、これまでの評価方法は全廃され、ウエストサイズをベースとした数値だけが判断基準となるようです。

 太っていると戦車をはじめとした装甲車両に乗りにくいからでしょうか。そうではなく、今回の新ルールは「兵士の見た目」について繰り返し言及してきたヘグセス国防長官の意向が強く反映されているのではないかと考えられています。同長官はこれまで、「太った兵士を見るのはうんざりする」などの発言をたびたび行っていました。

 WHtRが0.55を上回った将兵は、体型改善のための指導プログラムを受けることになり、その期間中は昇進などが停止されます。また、一定期間を経ても改善できない場合は、除隊処分が下される模様です。

【兵士は見た目が9割!?】米陸軍将兵に突き付けられた「イラスト入り新基準」を見る(画像)

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