アメリカ宇宙軍 初の沖縄展開部隊が発足 インド太平洋地域での衛星通信の監視が任務

沖縄県にもアメリカ宇宙軍部隊が新設されました。

 アメリカ空軍嘉手納基地は2020年10月2日(金)、沖縄で最初のアメリカ宇宙軍部隊が9月9日(水)に創設されたことを発表しました。発足したのはアメリカ宇宙軍第16宇宙飛行隊隷下の第16遠征宇宙飛行アルファ班です。

 なお、部隊の要員はアメリカ空軍から同宇宙軍に移籍する形であり、9日付けで正式に移動しています。

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2020年9月9日、創設式典で整列した在沖アメリカ軍初の宇宙軍隷下部隊である第16宇宙飛行隊第16遠征宇宙飛行アルファ班のメンバー(画像:アメリカ空軍)。

 第16遠征宇宙飛行アルファ班の指揮官であるデビン・ラッシング大尉の説明によると、任務は日本を含むインド太平洋地域における通信分野の監視であり、部隊はそのための前方展開ユニットとのことです。

 基本的には、インド太平洋地域で衛星通信システムを使用する部隊の通信状況を監視し、これら部隊に通信干渉を通知し、干渉源の場所情報を提供するそうです。

【了】

【写真】女性幹部も積極的に活動する第16遠征宇宙飛行アルファ班

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