良コスパに定評のJAL「クラスJ」 一部B737が新仕様に ポイントは? 普通席乗客も朗報

JAL国内線で高い定評を持つ独自の座席グレード「クラスJ」、ボーイング737型機の一部でこの新仕様機が導入される予定です。見た目はよく似ているものの、新機能が盛り沢山。普通席にも利用者にうれしいアップデートが加わっています。

2021年7月までに換装の指示があり……

 JAL(日本航空)国内線の大きな強みのひとつといえば、独自の座席グレード「クラスJ」でしょう。これは、普通席よりも間隔が広く、レッグレストが備わるなど「ワンランク上」の座席を、普通席にプラス1000円(当日アップグレード料金)という料金で提供するものです。

 JAL国内線の幅広い路線で投入されているボーイング737型機の一部で、この「クラスJ」が新仕様のものとなり、早ければ、11月ごろから実際の便で順次デビューする予定です。

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JALのCAとボーイング737型機の一部で導入される新たな「クラスJ」(2020年10月26日、乗りものニュース編集部撮影)。

 新仕様の「クラスJ」となるのは、機番「JA301J」から「JA323J」の13機。これらの「クラスJ」は、これまで旧小糸工業(神奈川県横浜市)のものを使用していましたが、性能不備などの理由から国土交通省から2021年7月までにシートを交換するよう指示があり、順次新たな「クラスJ」シートに切り替わる予定としています。

 JALにとっては喜ばしくない経緯で導入されたこの「クラスJ」ではあるものの、実は多くの点で既存のものよりアップデートされています。

【写真で解剖】B737に搭載される新「クラスJ」

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