新たな特急列車「36ぷらす3」 JR九州を代表する787系「本来のコンセプト」踏襲

JR九州を代表する電車「787系」が、その本来のコンセプトを踏襲しつつ、新しい特急列車「36ぷらす3」に生まれ変わりました。ビュフェも復活。どんな姿になったのか、各号車を詳しく見ていきます。

この記事の目次

・大変好評という「36ぷらす3」

・多数の受賞歴がある787系

・「36ぷらす3」の車両コンセプト

・「電鋳」を配置した外観

・定評がある大川組子 従来の787系の天井を生かし

・1号車 畳敷きの個室

・2号車 モダンで明るい個室

・3号車 個室&ビュフェの「ミニミニコンビニ」

・4号車 光天井のマルチカー

・5・6号車 800系新幹線のグリーン席

・約1年で生まれ変わった787系

【画像枚数】全23枚

大変好評という「36ぷらす3」

 2020年10月16日(金)に運転を開始したJR九州の新しいD&S列車、特急「36ぷらす3」。JR九州を代表するという787系特急形電車を全面的にリニューアルし、全車グリーン車で走りはじめました。

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奥が「36ぷらす3」、手前が現在の一般的な787系(2020年9月、恵 知仁撮影)。

 JR九州によると、運行開始から12月14日(月)までの45本分については、10月22日(木)時点で約3700人の予約があり、大変好評だといいます。

多数の受賞歴がある787系

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Writer:

鉄道を中心に、飛行機や船といった「乗りもの」全般やその旅について、取材や記事制作、写真撮影、書籍執筆などを手がける。日本の鉄道はJR線、私鉄線ともすべて乗車済み(完乗)。2級小型船舶免許所持。鉄道ライター/乗りものライター。

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