「SL機関士」東武が自社養成開始 事業の安定継続に向け
運転免許取得を目指します。
東武鉄道は2020年12月16日(水)、SL(蒸気機関車)事業の安定的な継続に向けて、SL機関士の自社養成を始めると発表しました。
同社は2017年から鬼怒川線で観光列車「SL大樹」を運行していますが、その時はSLを従来から運行している秩父鉄道、大井川鐵道、真岡鐵道に協力を仰ぎ、現在までに6人のSL機関士を養成しています。
東武鉄道では、2機目のSLが12月26日(土)から運行を開始し、3機目も復元作業が進行中。機関車の整備とともに機関士の養成も行い、ハード・ソフト両面でSL事業を推進し、日光・鬼怒川エリアの活性化に寄与していくといいます。
機関士の養成は12月下旬に開始し、年間2人程度、国土交通省公示の試験で、甲種蒸気機関車の運転免許取得を目指す計画です。
【了】
今度は東武が真岡、秩父、大井川に恩返しをする番ですね。