アナタ航空機メーカーじゃないの!? エアバス「5G/6G通信」研究へ docomoなどとコラボ

手広すぎるけど確かに合理的なのかも……。

世界記録も持つ無人機「ゼファー」を活用

 航空機メーカーのエアバスと同グループで、防衛、宇宙分野を手掛けるエアバス・ディフェンス・アンド・スペースは2021年2月1日(月)、通信事業を手掛けるNTTドコモ、ノキアと、高高度滞空ソーラー型無人機「ゼファー(Zephyr)」を用いた5G/6G携帯通信向け運用に関する技術研究を実施する覚書を締結したと発表しました。

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エアバスのハンブルク工場。手前の航空機は、ANAのA380型機(恵 知仁撮影)。

「ゼファー」はソーラー発電駆動の成層圏を飛行する無人機。2018年に同機は、成層圏で無給油連続飛行の世界新記録である約26日間も飛び続け、最高7万1140フィート(約2万1683m)の高度での飛行も達成しました。エアバスは、同機が人工衛星、無人機、有人機の能力ギャップを補い、静止衛星と同様の常続的なサービスを提供するものといいます。

 エアバスによると、今回の覚書締結により、高い通信中継能力を備える「ゼファー」を用いて、次世代の携帯通信ネットワークである「5G/6G」の拡充を目指し、運用の技術的可能性を共同で検討するとのことです。

【ナゾのフォルム…】エアバスの無人機「ゼファー」

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