イタリアンティルトローター旅客機 AW609 デモ飛行への準備完了

もうじき日本の空も飛ぶようになるかも

民生ティルトローター機 運用開始までもう一息

 イタリアの航空機メーカー レオナルド・ヘリコプターズは2021年4月16日、垂直離着陸が可能なティルトローター機 AW609の4号機(AC4)が、運用スタート目前の最終段階にあることを明らかにしました。

 AW609は世界初の民間向けティルトローター機として開発中の機体で、2003年3月7日に初飛行に成功しています。当初は2020年の量産機納入を目指していたものの、2015年10月に試作機(2号機)がイタリアで墜落するなどしてスケジュールが遅延していました。

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レオナルド・ヘリコプターズが開発中の民間向けティルトローター機AW609(画像:レオナルド)。

 レオナルド・ヘリコプターズは、AW609の生産をアメリカ東海岸のペンシルベニア州にあるフィラデルフィアで行うとしており、この4号機も大西洋を横断し船でイタリアのジェノバ港まで運ばれています。陸揚げののち、レオナルド・ヘリコプターズの本社があるミラノのマルペンサ空港に運ばれています

 なお2021年4月現在、初号機(AC1)は、フィラデルフィアの工場で地上試験および構造試験などに用いられているとのこと。そのため4号機は、ヨーロッパを始めとして世界各国への売り込みを目的としたデモンストレーション飛行を含むPR活動に使用される予定といいます。

 今回のイタリア・ミラノへの完成機搬入によって、レオナルド・ヘリコプターズはアメリカ本土とヨーロッパの両方で完成機を展示披露できるとしています。

【了】

★「ドクターヘリ」塗装のAW609★

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