退役間近! 北に残るJAL最小機「HAC サーブ340B」 道内で縦横無尽チャーター旅実施

丘珠→利尻→女満別→釧路→函館→丘珠…飛びまくりです!

6月26日、7月17日の2日程

 株式会社旅工房(東京都豊島区)が2021年4月27日(火)から、年内にも退役予定であるJAL(日本航空)グループのHAC(北海道エアシステム)が運航するターボプロップ機、「サーブ(SAAB)340B」の退役記念チャーターツアー「さようなら日本の空 SAAB340Bで巡る北海道一周空の旅」の販売を開始しています。

Large 210427 hc 01

拡大画像

HACのサーブ340B(乗りものニュース編集部撮影)。

 ツアーは2021年6月26日(土)~27日(日)、2021年7月17日(土)~18日(日)の2日程。1日目は札幌・丘珠空港で格納庫見学をしたのち、利尻空港、女満別空港へフライト、2日目は女満別空港から北方4島、知床半島を遊覧し釧路空港へ。そこから函館空港を飛び、丘珠空港へ戻ります。1人あたりの利用料金は、8万9800円とのことです。申し込みは、ウェブページから行います。

 サーブ340BはJALグループの中で最も小さな機体で、席数は36席。短距離離着陸性能に強みがあり「小さな離島を含む北海道内のほとんどの空港で離着陸ができることが特徴」(旅工房)で、HACでは20年以上、道内などのフライトを担当しました。現在HACでは、後継機であるATR42-600型機への更新を進めており、サーブ340Bはこれと入れ替わる形で退役を予定しています。

【了】

札幌市内なのに知る人ぞ知る? 「丘珠空港」の内部

最新記事

コメント

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleのプライバシーポリシー利用規約が適用されます。