意味は「もうすぐ進路変更禁止」 路面の規制標示が新設 違反9割減 警察庁
2案のなかから安いほうが選ばれました。
2案の中から費用対効果で選択
警察庁は2021年4月28日(水)、路面の規制標示として「進路変更禁止」の注意喚起表示を新設したと発表しました。
交差点に近い進路変更禁止区間の手前において、白い破線の区画線の空白部分に、「矢羽根」のペイントを設けるものです。
「車両の運転者に対し、事前に進路変更禁止の規制区間を知らせ、ゆとりを持って、進行を望む車両通行帯への進路変更を行えるようにすることで、交通の安全と円滑を図るもの」とされています。
標示の新設にあたり、2021年1月から3月の2か月間、東京都港区の西麻布交差点と台東区の入谷交差点において、2種類のデザインの標示が試行設置が実施されました。このときには矢羽根型と、もうひとつの「ドット型」と呼ばれるデザインとで比較検討され、西麻布交差点では禁止区間で進路変更する違反車が86%、入谷交差点では同96%、それぞれ減少したそうです。
いずれも効果が認められたものの、ドット型は区画線の左右にペイントするため、「設置費用が矢羽根型の約3.8倍」「車両の走行部分にも施工されるため摩耗が懸念」との理由により、費用対効果の観点から、矢羽根型を法定外標示の標準仕様として設定したといいます。
ちなみに、矢羽根の標示は黄色ですが、試行設置の際に現場で見守っていた警察官に聞いたところ、これがペイントされた区間は、進路変更しても違反にはならないということでした。
【了】
交通情報として記事にするのなら《何m手前から何m間隔で》等もキチンと記載するべきでは?
法定外だから適当に書いてますって訳ではないんだし知ってもらう為であったり注意喚起として記事にするのならそれを見たらどうすれば良いのかがわかるように書くべき。
費用対効果とか言うなら、単純に黄色破線で良いのでは?