国内初「押し歩きアシスト」機能搭載の電動自転車 重い車体ラクに 道交法改正受け

アシストが無いときは、その重さが逆にネックになっていました。その解決策です。

2019年の改正道路交通法に対応

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押し歩きアシスト機能を搭載した「ビビ・L・押し歩き」(画像:パナソニック サイクルテック)。

 パナソニック サイクルテックは2021年5月21日(金)、電動アシスト自転車の新しい機能として、国内では初めて「押し歩きをアシストする機能」を搭載した機種を発売すると発表しました。

 これは、2019年12月1日に道路交通法が改正され、原動機の駆動により歩行をアシストする機器が歩行補助車(歩行者の一部)として位置づけられるようになったことを契機に開発されたもので、人混みや狭い場所、坂道で押し歩く場合などの負担軽減が期待されます。

 道路交通法では歩行補助者とみなす条件として
・駆動速度が時速6kmを超えない
・乗車装置を持たない(乗って移動できない)
・自転車から離れた際に原動機が止まる
といったものがあります。

 今回発売される電動アシスト自転車「ビビ・L・押し歩き」は、この条件を満たすために、ペダルに搭載のセンサーに負荷がかかっていない状態で、さらにサドルを傾け、乗車できない状態にしないと、押し歩きアシストが発動しない設計にしたとのこと。

 充電時間は約4時間。発売予定は2021年7月6日で、メーカー希望小売価格は税込129000円の予定です。

【了】

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