長崎駅から雲仙・南島原へ「100km走る乗合タクシー」登場 8/21から土休日に実証運行

かつて島鉄が結んでいた、口之津や原城へも直行します。

長崎駅から島原南部の温泉地・景勝地へ直行

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長崎駅から島原半島南部へワゴンタクシーが直行(画像:長崎県)。

 長崎県は2021年8月3日(火)、長崎駅および諫早駅から島原半島へ直行する乗合タクシー「ぐるっと島原半島 直行乗合タクシー」を8月21日(土)から土休日限定で実証運行すると発表しました。

 この乗合タクシーは島原半島南部の観光地である小浜温泉、雲仙普賢岳、真砂(原城跡)、口之津の4地区へ直行。長崎ル―トは・諫早ルートともに各日1往復が運行されます。長崎駅発は10時ちょうど、諫早駅発は13時ちょうどで、復路は夕方に設定されています。車両は9人乗りワゴンを使用した「ジャンボタクシー」となります。

 運賃は長崎駅~小浜が2500円、雲仙までが3000円、真砂(原城跡)および口之津までが3500円。乗車3日前の17時までにWebフォームから予約し、乗車2日前の17時までに運賃支払いが必要となります。

 島原半島南側へのアクセスは、島原鉄道の路線バスが諫早駅~小浜~口之津の路線を15往復程度、諫早駅~小浜~雲仙~島原の路線を11往復程度運行しています。

 今回の実証実験は新幹線対策課の事業として行われ、2022年秋の西九州新幹線の開業に向け、新幹線駅から離れた地域への二次交通の充実のため、開業時の本格実施を目指し、実証を踏まえた課題の洗い出し等を行うとしています。県の中心部である長崎駅から1時間~1時間50分で直行する移動ルートを提示することで、交通需要の見極めが図られます。

 実証運行の期間は12月26日(日)まで。なお、12月の運行については別途決定されるとのことです。

【了】

【長距離乗合タクシーの運行ダイヤを見る】

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コメント

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1件のコメント

  1. あれ?長崎駅から県営バスで雲仙ってでてなかったっけ?一日6往復ぐらい。

    15往復とか12往復とか、時間で言えば毎時1本近くあるわけで、需要の食い合いになるんじゃないかね?