小田急ロマンスカー3000形「SE」の座席などを「家具化」して販売 一部収益は保存費に

購入特典として、実物の車内装備品がプレゼントされます。

ロマンスカー車両保存管理費用としても活用

 小田急エージェンシーが2021年8月20日(金)、「Romancecar Memorial Parts Project」の新たなアイテムを発表しました。

 1992(平成4)年に引退した特急ロマンスカー3000形「SE」の装備品を活用するプロジェクトで、実際に使用されていた座席などが、小田急エージェンシー、小田急ロマンスカー「VSE」「MSE」「GSE」などをデザインした岡部憲明アーキテクチャーネットワーク、そして(株)天童木工とのコラボレーションにより、「家具化」されました。

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小田急ロマンスカー3000形「SE」(画像:小田急エージェンシー)。

 今回誕生したのは「SE・ロマンスソファー」「SE・ロマンスカーテーブル」「SE・走る喫茶室サイドボード」「SE・ガラスキャビネット」「SE・邂逅灯(ライトスタンド)」の5点。

 購入特典として、「SE」で使用された車内装備品3点(折たたみテーブル・カーテンフック・衣類フック)などがプレゼントされます。

 また9月1日(水)から30日(木)まで、新宿駅南口の「小田急ホテルセンチュリーサザンタワー」20階エレベーターホールで全商品が展示されます。

 発売は9月1日(水)の10時00分から、特設サイトで開始。販売収益の一部は、引退したロマンスカー車両の保存管理費用として活用されるそうです。

【了】

【写真】ロマンスカー「SE」の椅子や床…「普段使いできる家具」にしちゃいました

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