海自護衛艦「ゆうぎり」ソマリア沖で独フリゲート「バイエルン」と訓練を実施

2021年11月、日本に寄港するなんてハナシも…

独海軍フリゲート「バイエルン」インド洋入り

 海上自衛隊は2021年8月30日(月)、護衛艦「ゆうぎり」がアフリカ東部ソマリア沖にあるアデン湾において、ドイツ海軍のフリゲート「バイエルン」と29日に共同訓練を行ったと発表しました。

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アデン湾で共同訓練を行うドイツ海軍フリゲート「バイエルン」(左奥)と海上自衛隊の護衛艦「ゆうぎり」(画像:海上自衛隊)。

「ゆうぎり」は2021年6月12日に神奈川県の横須賀基地を出港、アメリカ海軍やスリランカ海軍、パキスタン海軍などと共同訓練を行いながら現地へ進出し、ソマリア沖で商船の護衛などに従事しています。

 一方「バイエルン」は、インド太平洋方面へ6か月間にわたる長期航海を行っている途中で、地中海からスエズ運河を抜け、インド洋に入ったところです。

 なお、今回の訓練について「ゆうぎり」艦長の熊代 威2等海佐は「自由で開かれたインド太平洋の実現という同じ志を持った仲間であるドイツ海軍とともに行動できたことを光栄に感じています。今回の訓練を通じて、本艦の戦術技量の向上およびドイツ海軍との連携の強化を図ることができました」とコメントしています。

【了】

【写真】「バイエルン」から来たヘリコプター&ビール

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