【今日は何の日】「日本一短い駅間距離」が誕生 所要時間わずか15秒

9月10日、「日本一短い駅間距離」が高知県に誕生しました。

発車したと思ったらもう到着

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清和学園前駅と一条橋駅の位置関係(乗りものニュース編集部撮影)。

 1985(昭和60)年の今日(9月10日)、とさでん交通後免線に清和学園前駅(停留場)が開業しました。

 この清和学園前駅、隣の一条橋駅との駅間距離はわずか63mしかなく、日本の鉄道では最も近接した駅同士となっています。電車は発車してわずか15秒で次の駅に到着。人間が走っても同じくらいの時間で到達できる長さです。

 清和学園前駅は、清和女子中学・高等学校が現在地へ移転してきた際に通学路の前に開設されました。この時、一条橋駅は地元の要望もあってそのまま残されたため、駅が非常に近接した状況となったのです。

 この2つの駅、たしかに直線距離では非常に近いのですが、実際に歩行者が行き来するには意外と時間がかかります。並行する道路は路肩が狭く、線路と反対側にしか歩道がないため、2回も横断歩道を渡る必要があるのです。また、舟入川を隔ててすぐ北側にある土讃線の土佐大津駅へは、一条橋駅からより清和学園前駅からのほうが「若干」近道になります。

【了】

★★画像でもっと見る!ほとんど隣り合わせの2つの駅★★

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